株式会社ポーラ・オルビスホールディングス 導入事例
ルナルナ オフィスを導入し、女性が抱えていたどんな問題が解決したのか、社内での理解促進はどう行ったのか、実施した感想についてお答えいただきました。
当社では、多様な人が個性を発揮して活躍できるように健康推進を行うことを健康経営の大きな方向性として掲げております。その中で、とても重要な課題だと考えているのが“女性の健康”です。当社従業員の7割が女性なので、女性従業員に活躍していただくことが会社の成長に大きなインパクトを与えます。
これまでの取り組みとして、婦人科産業医をお招きし、対面でもオンラインでも気軽に相談できるような環境づくりを行いました。また啓蒙活動の一環として、女性の健康をテーマにした社内セミナーを年に数回行っています。テーマは様々で、男性従業員も参加しています。セミナー後のアンケートでは、「女性の健康についてよく理解出来た」と回答される方が多く、リテラシー向上にもつながっています。
健保の手厚いサポートのおかげで婦人科検診受診率も高く、ハイリスク者へのフォローもしております。しかし、日常生活の中で感じる女性特有の不調に対しては、女性社員自らアクション出来るような施策が出来ておらず課題を感じておりました。
本導入に際して、決裁者側から「どのくらいの女性従業員が悩みを抱えているのか、このサービスは生産性向上にどのような効果があるのか知りたい」という意見がありました。ルナルナオフィスは、本導入前に実証導入からスモールスタートで開始することが出来、実証導入の結果・データを、レポートとしてまとめていただけたので、上長に説明がしやすく、スムーズに導入することが決まりました。
オンライン診療サービスは世の中にいくつかあり、比較もさせていただきましたが、ルナルナオフィスは産婦人科のネットワークが広いことが決め手となり、導入に至りました。実際にプログラムを利用している従業員の声からも、熱心に丁寧に診療してくださっているのを感じています。
このプログラムを知った従業員から、たくさんの肯定的な意見を聞いています。男性・女性・年代に関わらず、自分がサービスの対象でなくとも、『こういったサービスを導入している会社が誇らしい』『友達にも自慢したい』『娘にも入社を勧めたくなった』などの声をいただいており、この取り組みに賛同してくださっている印象です。また、ダイバーシティを推進していく当社の方向性に合っていると共感してくださる従業員が多いです。
特に、更年期プログラムの実証導入をリリースしてからは、様々な媒体から取材のオファーをいただいております。取り組みを紹介していく中で、『先進的な取り組みをされていますね』『ダイバーシティに積極的に取り組まれているんですね』といったお声をよくいただくようになり、本当にありがたいと思っています。
率直に導入して良かったなと思っています。想像以上にポジティブな反応を社内外からいただくことが出来ました。これまで健康経営に関して様々な取り組みをしてきましたが、ここまでメディアに取り上げていただく機会はなかったですし、社内でもルナルナオフィスは女性のQOLを向上させる進んだ取り組みとして肯定的な反応を得られました。
ルナルナオフィスのサービスは、女性の活躍を推進したい会社すべてにお勧めです。働く女性は、日々忙しく、待ち時間が長くなりがちな婦人科受診の時間を確保することが難しいです。そんな状況の中でオンライン診療は働く女性のニーズに合致しており、そこが受診に結びつく一番の要因なのかなと感じます。
また、当社には全国に販売スタッフが多数在籍しています。月経や更年期による体調不良を抱えながら立ち仕事をしている方も多く、場所を選ばないオンライン診療サービスには特に好評の声が挙がっています。販売スタッフを全国に抱える会社は、一度導入を検討してみる価値があると思います。